結婚式で必要なペーパーアイテムって?種類や相場、手作りアイデアも

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結婚式で必要になるペーパーアイテムとは、招待状や席次表、席札などのことです。
どれも結婚式に参列していただくゲストに向けたもので、感謝やおもてなしの気持ちが込められます。
この記事では、結婚式に必要なペーパーアイテムの種類や各相場、手作りするときの注意点・アイデアをご紹介。
結婚式を考え始めた方、結婚式の準備を進めている方は、ぜひご参考にしてみてください。

目次

結婚式に必要なペーパーアイテムの種類

結婚式で用意すべきペーパーアイテムは、次の5つです。
それぞれ詳しくご説明しましょう。

招待状

結婚式にゲストをお招きするにあたって、絶対に欠かせないのが招待状です。

「招待状」と一口にいっても、多くの場合、招待状本状・返信用はがき・結婚式場案内をまとめて「招待状」と呼びます。

ゲスト全員に対して必要なものではありますが、ゲスト全員に全く同じ内容を送るわけではありません。
挨拶や受付を依頼するゲストには依頼の旨を記載した付箋、新郎新婦で手配した宿泊先へ泊まられるゲストには宿泊先の情報など、必要に応じて同封するものも変わります。

さみ

招待状は1世帯につき1通分でOK!
ゲストへ届かないことのないように、しっかり現住所を聞いておきましょう!

席次表

席次表は、披露宴の際にゲストが使う「座席表」です。

テーブルレイアウトに則って各ゲストの名前が記載されており、誰が出席していてどこのテーブルに配置されているのかが一目でわかるようになっています。
受付時に各ゲストへ配布されることが多いです。

さみ

新郎新婦によっては、席次表は配布せず、披露宴会場前に設置したボードへ大きい席次表を貼り出すというパターンも。
人数分用意する必要がないので手間や費用は抑えられるかもしれませんが、「上司や友人へご挨拶を」と思う新郎新婦の親御さんには、手元に席次表があると便利かもしれませんね。

席札

各ゲストの名前が書かれたペーパーアイテムで、それぞれが座る席に置かれています。
席次表で自分のテーブルを確認したのち、席札で自分の席を見つけます。

さみ

席札の裏面や内側に各ゲストへ向けたメッセージが書かれているのも、ゲストには嬉しい演出ですよね。

メニュー表

披露宴で提供される料理の一覧が記載されているメニュー表は、ゲストが何度も目に通すアイテムです。

結婚式ならではの料理を楽しみにしているゲストは多く、「どういった料理が出てくるんだろう」「どんな材料を使っているのかな」などと、メニュー表を見ながら期待を膨らませています。
中には、メニュー表の品数をもとに食べる量を調節する方も。
どんなゲストに対しても最後まで料理を楽しんでもらえるよう、メニュー表は用意するとよいでしょう。

芳名帳(ゲストブック)

芳名帳(ゲストブック)は、挙式当日の受付でゲストに名前や住所を書いてもらうアイテムです。

ゲストの参列状況を確認したり、結婚式後にお礼や年賀状を送る際の住所録にしたりできる役割があります。
式場で用意してもらえるケースもありますが、新郎新婦自身で用意するケースも多いです。

さみ

芳名帳は当日受付で記入する記帳型のものと、事前に記入して持参してもらうカード型のものがあります。
それぞれのメリットや結婚式のコンセプトなどを踏まえて、どちらにするか考えてみるといいですね。

結婚式にあると便利なペーパーアイテム

結婚式で絶対に必要というわけではないものの、用意しておくと便利なアイテムをご紹介します。
予算や必要性に応じて作成してみましょう。

セーブザデート(Save the date)

セーブザデートは、招待状を送る前に「この日を空けておいてください」という意味を込めて、事前に結婚式の日程をゲストへお知らせするカードです。

新郎新婦の名前・挙式日程・メッセージなど、記載内容は招待状よりもシンプルかつカジュアルでOK。
受け取ったゲストも事前に挙式の日程を把握できるため、予定を確保しやすくなるでしょう。

さみ

私たちはゲストに住所のお伺いも併せて、LINEで挙式の開催と日程をお知らせしました。

プロフィール

新郎新婦のプロフィールは、席次表に載せるパターンが多いです。
ゲストやご両家の親族に、新郎新婦のことを知ってもらえるきっかけになります。

さみ

ウェルカムスペースに、顔合わせをした際に作ったしおりを置いておきました。
その中にプロフィールを仕込んでいたので、しおりを読んでもらうことで夫婦それぞれの人となりだけでなく、夫婦間・両家の雰囲気も知ってもらえたようです。

サンキュータグ

サンキュータグは、引き出物やプチギフトにつけられる感謝の気持ちを表すタグのことです。
タグの種類は紙・シール・ラベルなど様々で、新郎新婦の名前・日付・メッセージなど、タグの内容も自由度の高いアイテムになります。

結婚式のペーパーアイテムは手作りできる!

結婚式で用いるペーパーアイテムは、自分たちで作成して用意することもできます。
結婚式のコンセプトやイメージに合ったデザインができるため、オリジナリティのある結婚式にしたい新郎新婦には、手作りアイテムがおすすめです。

ただし、作るアイテムによっては、特有のマナーを踏襲して作成すべきものがあります。
ゲストに失礼のないよう、内容や形式については式場側に確認してもらうとよいでしょう。

また、招待状は同封するもの全てが同じサイズ・同じ紙の種類とは限りません。
招待状の形式によっては、送付するに相応しいサイズの封筒が見つからないこともあるでしょう。

「自分たちで印刷するのが難しい」「きれいに印刷したい」「ちょうどいいサイズの封筒が見つからない」などの悩みや不安がある場合には、一部の工程や一部のアイテムだけ式場側に依頼するのもよいかもしれません。

さみ

私たちは招待状に合った封筒が見つからず、式場側に封筒の手配と同封書類の用意、ゲストの記名、送付をお願いしました。
個性はありつつ不備のない招待状を送ることができたので、任せられるところは依頼してよかったと思っています。

結婚式のペーパーアイテムの相場

ペーパーアイテムは、結婚式全体の費用からすると1部ずつの金額は安く感じるかもしれませんが、ゲストの人数分必要となると意外に費用が嵩みがちです。
式場でペーパーアイテムを用意してもらう場合と手作りする場合で実際にどのくらい費用がかかるのか、主なペーパーアイテムにおける1部あたりの相場を確認してみましょう。

『ゼクシィ結婚トレンド調査2022 首都圏』による

種類式場で用意した場合の平均金額手作りした場合の平均金額
招待状581円142円
席次表705円183円
席札383円81円
参考:『ゼクシィ結婚トレンド調査2022 首都圏』

アイテムによって金額は異なりますが、式場に全て依頼する場合に比べ、手作りした場合のほうが圧倒的に費用を安く抑えられることがわかります。
招待する人数によっては、演出を増やしたりドレスをグレードアップさせたりできるくらいの金額の節約になるでしょう。
できるだけ結婚式費用を節約したいとお考えの新郎新婦は、ぜひ手作りのペーパーアイテムをご検討ください。

結婚式のペーパーアイテムを手作りするときの注意点

ペーパーアイテムを手作りすれば、デザインも文章も自分たちらしく自由に作成できます。
しかし、マナーや納期の面で注意しなければならないことも。
こちらでは、ペーパーアイテムを手作りするときの注意点をご紹介します。

準備は早めに

ペーパーアイテムを手作りするには、一定の期間が必要になります。
こだわればこだわるだけ期間も必要になるため、できるだけ早いうちに準備をしておきましょう。

特に招待状は、招待客のリスト作成・宛名作成・招待状一式の同封・送付なども含めると工数が多く、出来上がりまでの期間が長くなりがちです。
式場側から指定された招待状の送付期日までに準備が整うよう、スケジュールに余裕を持って取り掛かりましょう。

句読点を使わない

結婚式のペーパーアイテムには、「縁の区切り」を連想させる句読点を使わないというルールがあります。
お祝い事には終止符を打たないといった意味が込められていますので、ペーパーアイテムすべてにおいて句読点は使わないようにしましょう。

さみ

文章を終了させるときは「。」ではなく改行をして、文章を区切りたいときは「、」ではなくスペースを空けると読みやすくなりますよ。

誤字脱字や記入漏れに注意する

ペーパーアイテムには、文字の入る箇所が多数あります。
誤字脱字・記入漏れのないよう、入念にデータや印刷物をチェックしましょう。
特に、ゲストの名前に誤字脱字があっては失礼にあたりますので、注意してください。

抜け漏れが判明した場合、作り直しやシールなどでの訂正が必要になる可能性があります。
修正のための時間や費用を費やさないように、慎重に確認しておきましょう。

持ち込み料の有無を確認しておく

式場によっては、ペーパーアイテムを手作りして持ち込むと「持ち込み料」を請求されるケースがあります。
できるだけ費用を抑えたいからと手作りしても、持ち込み料が余計にかかってしまい、結果的にあまり節約できなかったということも考えられますので、事前に持ち込み料の有無を確認しておくのがおすすめです。

著作権に注意する

「好きなキャラクターを用いてペーパーアイテムを作りたい」と考えている方もいるかもしれません。
ですが、キャラクターやロゴを使用したペーパーアイテムは、著作権の侵害にあたります。
キャラクターを使ってデータを作成したとしても、印刷会社からは著作権法違反により印刷を断られるでしょう。
キャラクターやロゴを使用したいのであれば、公式商品として販売されているペーパーアイテムを購入するしかありませんのでご注意ください。

結婚式のペーパーアイテムを手作りするためのアイデア5選

ペーパーアイテムを手作りしたくても、なかなかいいアイデアが思い浮かばない…という方もいるでしょう。
ここでは、結婚式のペーパーアイテムを手作りするためのアイデアを5つご紹介します。

オリジナル切手で特別感のある招待状に

招待状は中身をどれだけ凝っていても、外側の封筒がシンプルなものになりがちです。
封筒にもオリジナリティを出したいという新郎新婦には、オリジナル切手の作成をおすすめします。

オリジナル切手は日本郵便の公式HPから簡単に作成でき、フレームデザインや切手の金額(84円/63円)に合わせたコストプランが用意されています。
シート代と送料、仕上がりまでの期間がかかりますので、招待状デザインの準備は早めに行っておきましょう。

また、料金別納郵便のシールやスタンプもオリジナルで作成可能です。
ただし、日本郵便が定める表示方法に遵守する必要がありますので、詳しくは参考URLよりご確認ください。

参考:日本郵便『オリジナル切手作成サービス』
   日本郵便『料金別納 表示の方法』    

くるくる席次表でナチュラルにも和風にも

席次表は、招待状や席札よりも用紙サイズの大きいことがほとんどです。
そのため、ゲストへ配布するときには丁寧に用紙を折り畳んでおくのが通例でしょう。
となると、席次表はデザインの作成・印刷に加え、折り畳みの工程が増えてしまいます。
印刷した紙によっては、折り畳んだ部分が白くなってしまう可能性もあります。

そこで、おすすめなのが「くるくる席次表」。
印刷した席次表をくるくるとまとめて、リボンや紐で結べば完成です。
用紙と紐によってナチュラルにも和風にもテイストが変わるのも、くるくる席次表の手軽さの1つといえます。

持ち帰れるおしゃれアイテムを添えた席札に

席札はゲストの名前が書かれていれば成立しますが、席札もおしゃれにしたいのであれば、席札にアイテムをプラスするのがおすすめです。

例えば、ドライフラワーやアロマワックスを席札に添えると、一気にテーブル上が華やかに。
装飾と席札、記念品の役割をしてくれるので、一石三鳥のゲストにも嬉しいアイテムになりますよ。

席札箸で席札とその場で使える引き出物を兼用

和風結婚式(和婚)やお年寄りが参列される結婚式などでは、お食事の際にお箸が用いられることがあります。
その場で使われるお箸を、席札兼引き出物としてご提供するのもよいでしょう。

箸袋となる部分にゲストの名前を記名・印刷しておけば席札になりますし、新郎新婦が選んだお箸をゲストが自宅で使うたびに2人のことを思い出してもらえる素敵な引き出物にもなります。

ブライダル新聞で大人っぽく紹介できるプロフィール

新郎新婦のプロフィールを新聞のようにまとめた「ブライダル新聞」も、おしゃれなアイテムとして注目されています。

見出し部分を英語にすれば英字新聞のように大人っぽくなりますし、前撮りや普段撮っているような2ショットを1ページ前面に入れ込めば広告のようで新聞らしさも出ます。
2人の馴れ初めから結婚までの経緯を記事風にすれば、気恥ずかしさも軽減されるでしょう。

また、ブライダル新聞はプロフィールとしてだけでなく、席次表やメニュー表をページに追加することもできる便利なアイテムです。
いくつもアイテムを作るより、1つのアイテムに様々な内容を詰め込んだほうが、書式やデザインを統一できて作りやすいかもしれません。

【実体験】フェスをテーマにペーパーアイテムを作成しました!

音楽鑑賞やライブ参戦などが共通の趣味である、私たち夫婦。
「ゲストに楽しんでもらう」ことに重きを置いた私たちが実行したのは、フェスをテーマにペーパーアイテムを手作りすることでした。
恥ずかしながら、実際に私たちが手作りしたペーパーアイテムについてご紹介します。

チケット風招待状で楽しみにしてもらえる結婚式に

招待状はライブチケット風にし、チケットでよくある「もぎり」をされる部分は芳名カードとして、実際に受付でもぎりをしてもらいました。
もちろん、ゲスト全員の座席は1階アリーナ席です。

返信ハガキや会場案内などはフェスではほとんどないので、こちらは会場側に依頼。
親族や友人からは『何のチケットが当たったのかと思った』と大好評でした。

見ればすべてわかるエリアマップを参考にした席次表

席次表は、フェスで手にするエリアマップ風に。
高砂をメインステージと表記して、各ゲストテーブルの名前をブロックで表記しました。
外側にはタイムスケジュールのように各イベントの予定時間とBGMで使用するアーティスト名を。
また、メニュー表も「フードステージ」「ドリンクステージ」と題して入れ込みました。

あえて手作りしなかった席札

アイデアはたくさん挙がったのですが、結局席札は手作りしませんでした。
というのも、手作りした場合と式場に依頼した場合であまり料金が変わらず、テーブルコーディネートのバランスなども考えると、式場に依頼したほうがキレイにまとまると思ったからです。
実際、式場に依頼した席札はとてもきれいで、カジュアルダウンしすぎずよかったと思っています。

さみ

招待状も席次表も「GIMP」というフリーソフトを使用して作成しました。
Photoshopをほんの少し触ったことがある程度の私でも、ネットで調べながらデザインできたので、とってもおすすめです!

ペーパーアイテムも結婚式の演出のひとつ

結婚式のペーパーアイテムは、ゲストが結婚式そのものよりも先に目にするものです。
それらのデザインや内容から、どんな式になるんだろうと期待を高めています。
いわば、ペーパーアイテムは結婚式の演出の一部。
式場側に依頼する場合も手作りする場合も、自分たちらしいペーパーアイテムを作って、結婚式に素敵な彩りを与えてくださいね。

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